| ■ ID | 319 |
| ■ 種類 | 学会発表 |
| ■ タイトル | ため池における沈水植物が動物プランクトン群集に与える影響 |
| ■ 著者 | 星崎寛人
立正大学 田中仁志 埼玉県環境科学国際センター 金主鉉 埼玉県環境科学国際センター 鈴木章 埼玉県環境科学国際センター |
| ■ 出版元 | 日本陸水学会 |
| ■ 出版年 | 2002 |
| ■ 誌名・巻・号・年 | 日本陸水学会第67回大会、平成14年9月26日 |
| ■ 抄録・要旨 | 湖沼における沈水植物帯は、生息空間や食餌源として昨日し、湖沼生態系を豊かなものしていると考えられる。
本研究では、沈水植物が動物プランクトン群集にどのような働きをするのかを明らかにすることを目的として、沈水植物のオオカナダモが卓越して繁茂する県内のため池において調査を行った。沈水植物が動物プランクトン群集に与える影響の評価は、オオカナダモが水面を覆っているオオカナダモ帯とオオカナダモが存在しない開水面の２地点においてサンプリングを行い、動物プランクトンの種組成、ＳＳおよびクロロフィルaの比較を行った。
その結果、オオカナダモ帯では、開水面では見られなかった大型の動物プランクトンが出現した。一方、小型の動物プランクトンはオオカナダモ帯および開水面で差がなかった。このことは、沈水植物帯は、特に大型の動物プランクトン群集に重要な影響を与えることを示している。 |
| ■ キーワード | ため池、沈水植物、動物プランクトン相 |
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